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CodeIgniter 3でREST風のAPIを実装する

GET/POST以外のHTTPメソッド/JSONで入力

REST風のAPIを実装するには一般的にはGETやPOSTだけでなくPUTやDELTE等のHTTPメソッドからの入力にも対応する必要が有りますが、CodeIgniter 3.0.xを利用している環境ではどうやって拾うの?という話。

CodeIgniter 3からInputライブラリに raw_input_stream というプロパティが追加されており、そこから読み込むだけで簡単に文字列を取得できます。

Input Class
https://www.codeigniter.com/user_guide/libraries/input.html

また、このraw_input_streamを使う事でフォームのようなkey=valueではない($this->input->post()で拾えない)値が取得出来ます。あとはJSON形式で投げているならjson_decodeしたりなんなりで。

// raw_input_streamとjson_decodeはnullを返すことが有るよ!
$raw_input = $this->input->raw_input_stream;
$json = json_decode($raw_input);

Q. CodeIgniter 2.x の場合
A1. CodeIgniter 3.xにアップグレードする。1日あれば動くようになるはず。
A2. PHP 5.5以前の環境であるなら5.6以降にして php://input ストリームを開く。
A3. CI_Inputクラス魔改造。お勧め出来ない。

柔軟にURLとコントローラの対応を取りたい

コントローラクラスのフォルダ階層分けやurlヘルパーでのsegment取得、引数指定で頑張ってもいいですが、コントローラに_remapメソッドを定義すれば柔軟性が上がります。URLだけを見るルータ側での設定とは違ってHTTPメソッドによって呼び出すメソッドを変えるような事もやりやすくなるかもしれません。

Controllers — CodeIgniter 3.0.2 documentation Remapping Method Calls
https://www.codeigniter.com/user_guide/general/controllers.html#remapping-method-calls

例えば存在しない機能を叩いた場合のWeb API向け404処理などを振り分けやすくなりますね。


今も生きているPHPフレームワーク CodeIgniter、3.0RCへ

PHP Webアプリケーションフレームワーク CodeIgniter の今について。

cakePHPなどのRailsに影響を受けたフレームワークに比べると、スクラッチのコードをががっと書いたり、ActiveRecordが実質的にお手軽SQL作成器だったり、MVCのMを作らないなんて選択も出来たり、そのゆるさと学習コストの低さから人気だったCodeIgniterですが、以下のOSLライセンスの問題などからFuel PHPや、DIだComposerだSymfony2だとなかなか現代的なLaravelへの移行が起きていると言われています。

【重要】EllisLabが現行の「CodeIgniterライセンス」はGPLと互換性がないという見解を公表しました
http://codeigniter.jp/blog/article/65

とはいえ、今となってはそのライセンスの問題も解決しており、CodeIgniterは(一応)生きているよという話です。正直、公式サイトを見れば書いてある事だけなのですが、あまりにも日本語ソースが無い(みんなもう興味ない……?)ので、簡単にまとめてみます。

ライセンスの問題はMIT Licenseになり解決

CodeIgniterのオーナーが EllisLab から、ブリティッシュ・コロンビア工科大学に移る事になりました。それに合わせてCodeIgniter 3.0も安心のMIT Licenseへの変更となりました。よほどの事が無ければJavaやMySQL、OpenOffice.orgのような事にはならないのではないでしょうか。

CodeIgniter 2.2.1 はPHP 5.6対応へ

CodeIgniter v2.2.0の時点で、ソースを1行だけ修正すればPHP5.6で動作する状態ではあったのですが、修正なく動作するようになりました。2.x系に関してはCodeIgniterライセンスのままなのですが、今2.xで動作しているシステムを新しいサーバーへ移行するような事になっても、新しいバージョンのPHPで利用する事が出来ます(もちちろん自分で書いた部分のコードは検証が必要です)。XSSフィルタなども修正されています。

CodeIgniter 2.2.1 Released 2015.01.22
http://forum.codeigniter.com/thread-843.html

CodeIgniter 3.0 リリース候補版の登場

ライセンスなどの問題も解決したCodeIgniter 3.0のリリース候補版がついに登場しました。ドキュメントもそこそこわかりやすい物が用意されています。2.xからのアップグレードも可能で、これまでのバージョン同様、移行マニュアルが用意されています。

CodeIgniter 3.0 Release Candidate 2015.01.26
http://forum.codeigniter.com/thread-890.html

と、すごくざっくりですが3点まとめてみました。
既にLaravelでバリバリやっている人や、まだ使ってはいないけどそろそろリッチなフレームワークへ移りたい方※、PSR-2準拠でコーディングしたいんじゃーという方ももちろん多く居ると思います。ただ、重厚過ぎないフレームワークの上で素のPHPをさくっと書きたい時や、今既にCodeIgniter 2.xで動いているシステムを今後も長く使っていくためのリプレースには悪くない選択肢ではないでしょうか。

※私自身、そろそろ勉強したいなと。

追記:
2015年3月30日にCodeIgniter 3.0の正式版がリリースされました。
http://www.codeigniter.com/


C#でCPU使用率を取得する

C#で実行中PCのCPU使用率を取得しようとした場合、下記の様なコードで取れる、と思われます。System.Diagnostics 名前空間を using しておいてください。

パフォーマンスカウンタから値を取得するhttp://dobon.net/vb/dotnet/system/readperformancecounter.html

PerformanceCounter pfcounter = new PerformanceCounter("Processor", "% Processor Time", "_Total");
float cpu = pfcounter.NextValue();

……が、なぜか0しか取得出来ない。

MSDNやGoogleに頼ってみてもなかなか明確な答えが見つけられなかったものの、
どうも「最初の1回目の値は使えない」「すぐには値が取れない」らしい。

いろいろ試した結果、以下がCPU使用率を正常に取得できたコードです。
Visual Studio Express 2013 for Windows Desktop + .netFramework 4.5で動作確認済み。

PerformanceCounter pfcounter = new PerformanceCounter("Processor", "% Processor Time", "_Total");
float cpu = pfcounter.NextValue();
Thread.Sleep(1000);
cpu = pfcounter.NextValue();

とりあえず動いた、という大変アレなコードですが忘備録として。
(PerformanceCounter インスタンスの nextValue() の計算方法は PerformanceCounterType 列挙体によってが制御されているので、その辺りが関係ありそう? )


PowerShellでJavaプログラムを実行し戻り値を得る

PowerShellで外部のプログラムを実行する方法は、Start-ProcessやInvoke-Expression等いろいろ有るようですが、最もバッチファイル(*.BAT)っぽくシンプル・大きく異ならない書き方はどうなるかなと。

以下は実行するJavaプログラムです。コンパイル済みの物をJarにし、javaコマンドで実行します。引数の指定が有る場合は正常終了、引数の指定がない場合は異常終了します。

package jp.mo.ur.external;

public class ExternalCommand {

	public static void main(String[] args) {
		if (args.length < 1) {
			System.err.println("引数指定なし");
			System.exit(1);
		}
		System.out.println("処理A" + args[0]);
		System.exit(0);
	}
}

外部コマンドを実行する、引数に変数を使う、終了コード(コマンドプロンプトで言う所の%ERRORLEVEL%)を取得、エラーなら終了、という処理がこうなりました。

$CLASSPATH = "F:\uraku\Desktop\ec.jar"
$PACKAGE = "jp.mo.ur.external."

echo "Javaプログラム実行1"
&java -cp $CLASSPATH ($PACKAGE + "ExternalCommand") "hoge"
echo ("終了コードは" + $LASTEXITCODE)

if ($LASTEXITCODE -ne 0) {
    exit
}

echo "Javaプログラム実行2"
&java "-cp" $CLASSPATH ($PACKAGE + "ExternalCommand")
echo ("終了コードは" + $LASTEXITCODE)

実行結果です。アホ毛。
ps_result1

とりあえず目的が果たせました。
ここでコマンドプロンプトでの実行と異なるのは、「発生場所」以降に表示されるエラー内容。コマンドプロンプト上では表示されません。これが不要な場合は……。